ハイエースにメッキホイールを履かせるか悩んでいる方も多いでしょう。
- 高い買い物だから失敗したくない
- コストと性能のバランスはどうしよう
- どんなカスタマイズが良いの?
本記事を読めばハイエースをおしゃれに魅せる、メッキホイールの男前なカスタマイズがわかります。メッキ加工の違いや注意点についても紹介するので、ホイール選びの失敗を避けられるでしょう。
ハイエースに合うメッキホイールをカスタマイズして、エレガントなたたずまいにしたい方はぜひ最後まで読んでみてください。
ハイエースの「クロムメッキホイール」と「メッキ調ホイール」の比較表
ハイエースの「クロムメッキホイール」と「メッキ調ホイール」を比較しました。
輝き重視なら【クロムメッキホイール】がおすすめ
クロムメッキホイールは、他のホイールにはない輝きを放つのが魅力です。
まずは、クロムメッキホイールの特徴について見ていきましょう。
クロムメッキホイールの特徴①鏡のような輝きを放つ
背景が映りこむほどの反射力があり、鏡面に似た特徴を持つのがクロムメッキホイールです。似たような見た目になる加工や塗装はありますが、クロムメッキと並ぶほどの輝きにはなりません。
天気がいい日には、太陽の光をたくさん反射するので、より輝いて見えるでしょう。ハイエースのどんなボディカラーにも合わせられ、魅力が引き立つこと間違いなしです。
クロムメッキホイールの特徴②アメリカンな雰囲気になる
クロムメッキホイールはアメリカンカスタマイズも可能です。大きなタイヤ、低い車高といったカスタマイズでアメリカらしさが際立ちます。
クロムメッキホイールの中でも「デイトナ」デザインのホイールが定番です。各メーカーから販売されているため、比較的購入しやすいでしょう。
もしクラシックな雰囲気が好みの方は、丸目デザインのクロムメッキホイールをカスタマイズするのがおすすめ。おしゃれなクラシックカーを演出できます。
クロムメッキホイールの特徴③サビが発生すると目立ちやすい
景色が映るほどの輝きが特徴のクロムメッキですが、サビや汚れが目立ちやすいのが弱点。
基本的にクロムメッキはサビが発生しにくく、汚れもつきにくい特性があります。しかしまったくサビが発生しないわけではありません。ナット周りや、リムの段差、ホイールの中央部分はサビが発生しやすいので、こまめにお手入れをする必要があります。
クロムメッキホイールは固いブラシや、研磨剤入りのグッズを使うとメッキが剥げてしまいます。サビや汚れを落とす際は、柔らかい素材で優しくお手入れするのがおすすめです。
デザイン重視なら【メッキ調ホイール】がおすすめ
メッキ調ホイールは様々な形状から選べます。輝きを保ちつつもデザイン性に富んでいるからです。デザインにこだわりのある方は、メッキ調ホイールを選ぶと良いでしょう。
メッキ調ホイールの特徴①輝きは控えめ
メッキ調ホイールは、クロムメッキホイールよりも輝きが控えめな傾向にあります。ギラギラと輝くよりも、落ち着いた雰囲気にしたい方にはメッキ調ホイールがおすすめです。
特殊な塗装や加工を施すことで輝きに強弱が出て、様々なパターンの光り方から選べます。ハイパー塗装やポリッシュの他にも複数加工方法があるので、好みの輝きを探してみてください。
メッキ調ホイールの特徴②デザインが豊富
メッキ調ホイールは、スポークが細いタイプやメッシュになっているタイプなど、多種多様なデザインがあります。クロムメッキに比べると加工の制約が少ないことが、デザインの豊富さに起因していると言えるでしょう。
一点注意が必要なのは、細かいデザインのホイールを選んでしまうとメンテナンスが大変になることです。普段忙しくて愛車になかなか時間が割けないという方は、メンテナンスのしやすさも考慮した上で購入を検討してください。
メッキ調ホイールの特徴③加工方法によってはサビに弱い
メッキ調ホイールの中でも「ポリッシュ加工」されたホイールは、白サビが発生しやすいのが特徴です。下地のホイールと、表面の塗装の隙間に水分が入り込んだり、酸素に触れて酸化したりすることで、サビが進行します。
ポリッシュホイールのサビを予防するには、定期的にメンテナンスすることが重要です。
「飛び石傷」や「ガリ傷」が発生していたら、ホイールの劣化を防ぐためにも早めにリペアしましょう。
もし白サビが発生してしまったら、表面を削る必要があるので、ホイールを長持ちさせるためにも一度プロに相談してみてください。
ハイエースにクロムメッキホイールをカスタマイズした人の評判まとめ
ハイエースにクロムメッキホイールをカスタマイズした人のレビューを以下のようにまとめました。
- アメ車のような雰囲気でかっこいい
- ボディカラーがどんな色でも似合う
- ローダウンにはクロムメッキが一番
- シンプルだけどハイセンスに見える
- クロムメッキの輝きが美しい
- スチール部分はサビやすい
- スチール製は重い
好感を持っている人が多い結果となりました。ですがスチール製のクロムメッキホイールについて、一部ネガティブな意見もあります。とくにサビやすい点がネックです。
ハイエースに履くクロムメッキホイールと言えば「デイトナ」です。デイトナは定番でありながら、一度は履かせてみたいと思う方も一定数います。
デイトナのほとんどはスチールホイールにクロムメッキ加工しているので、サビがでないように注意しなければなりません。
デザイン性を重視するか、メンテナンス性を重視するかで選択肢が変わってくるでしょう。
ハイエース用のメッキホイールを購入するならネットがおすすめ
ハイエースに履くメッキホイールはメーカーの公式サイトよりも、ECサイトの方が比較的安く購入できます。少しでもコストを抑えたい方は、ヤフーオークションできれいな中古品を狙うのも手です。
ネットで購入する場合、以下のようなトラブルがあることも覚えておいてください。
- 返品できない
- サイズの間違い
- 商品がニセモノ
- 保証が受けられない
- 記載のないゆがみやキズがある
購入する前に詳細をよく確認しておくことが大事です。安い買物ではないので、気になることは事前に問い合わせしておきましょう。
ハイエースをさらに男前にするホイール周りのカスタマイズ方法5選
ハイエースのホイールを変えるだけでもガラリと印象は変わりますが、足回りのカスタマイズでさらに洗練されたデザインにできます。
ここではハイエースで「男前」とされるカスタマイズについて解説していきます。
カスタマイズ方法①ツライチ
ツライチというのは、横から見るとホイールとフェンダーが一直線になるカスタマイズ方法です。
タイヤが内側に凹んだ状態だと間の抜けた雰囲気になるため、ツライチにカスタマイズすることで男前なかっこいい外観に変身。
ツライチにするには、オフセットを変更するか、スペーサーを使う方法が一般的です。一点気を付けてほしいのは、フェンダーからタイヤが飛び出してしまうと車検が通らないので注意してください。
カスタマイズ方法②ローダウン
ローダウンというのは、車の車高を地面に近づけることで車体とタイヤの隙間を埋めるカスタマイズです。「車高短(しゃこたん)」という呼称で覚えている方も多いかもしれません。
ローダウンすることで、アメ車のような雰囲気を演出できるので、人気の高いカスタマイズ方法です。ハイエースをローダウンさせる方法は複数あるので、あまり知識がない方はプロにまかせましょう。
カスタマイズ方法③インチアップ
インチアップというのは、タイヤの外形を変えずにホイールを大きくして、タイヤの扁平率を下げるカスタマイズのことです。扁平率を下げることで、タイヤの厚みも減るイメージになります。
ハイエースはボディが大きいので、インチアップするとホイールがより引き立ち、男前なカスタマイズに一歩近づくでしょう。
カスタマイズ方法④キャリパーカバー
キャリパーカバーは、ブレーキの一部を覆うためのカバーです。ホイールの隙間からちらりと見えることでスポーティーな外観になる装飾します。
キャリパーカバーに関しては賛否両論ありますが、現時点での明確な規制はありません。粗悪品を購入したり、取付が甘かったりするとトラブルにつながる可能性はありますが、他のカスタマイズに関しても同じことが言えるので問題ないでしょう。
キャリパーカバーはカラーバリエーションが豊富なので、好みのカラーでカスタマイズを楽しんでみてください。
カスタマイズ方法⑤オーバーフェンダー
オーバーフェンダーというのは、タイヤの上にあるフェンダー部分に取り付ける装飾パーツのことです。
基本的にオーバーフェンダーは、タイヤがはみ出している「ハミタイ」と呼ばれる状態の時に使われますが、ドレスアップ目的でもカスタマイズされます。
オーバーフェンダーは、ハイエースのボディと同じカラーリングを選ぶと統一感がでて洗練された印象になり、真逆のカラーリングにするとオーバーフェンダーがアクセントになるので、好みにあわせて選びましょう。
ハイエースをカスタマイズする際の注意点5選
ハイエースはカスタマイズすることで大きく印象が変わるため、知識がないまま手を加えてしまう方も一定数いるでしょう。
しかし、間違ったカスタマイズは車の劣化を早めるだけでなく、車検すら通らなくなってしまうのでおすすめできません。ここでは、ハイエースをカスタマイズする際の注意点について解説します。
注意点①不正改造
国で定められた保安基準に適合しない改造をすると「不正改造」とみなされます。
もし、不正改造のまま公道を走行した場合、刑罰が科せられるので絶対にやめましょう。不正改造の具体例は以下のとおりです。
- 灯光色を変更している
- マフラーを切断している
- タイヤがフェンダーよりはみ出している
見た目がかっこよくなったとしても、不正改造は犯罪に当たりますので覚えておいてください。
注意点②車検不適合
車両が「車検基準」を満たさないと車検を通過できません。
不正改造のようなカスタマイズをしていなくても、車検基準を満たしていなければ車検不適合となります。
逮捕されることはありませんが、車検を通過しなければ公道を走れません。車検に落ちてしまった際は、原因箇所を改善または修理してから、再度車検を受けなおしてください。
注意点③タイヤとの干渉
ハイエースをカスタマイズしていくと、タイヤがフェンダーに干渉してしまうことがあります。主にインチアップや、ローダウンをすることで発生しやすいので、注意が必要です。
タイヤとフェンダーが干渉していると、トラブルの原因にもなりますし、もちろん車検も通りません。対応策として「爪」と呼ばれる部位を折り曲げる措置が考えられますが、まずはプロに相談してみてください。
注意点④スライドドアの干渉
ハイエースの足回りをカスタマイズすることで、フェンダーやタイヤがスライドドアに干渉することがあります。スライドドアが開けづらくなり、使い勝手が悪くなるので注意が必要です。
対策としては「スペーサー」を取り付けるか、「内張り」と呼ばれる部分をカットする方法が用いられます。簡易的に安く対処したい場合は「ワッシャー」を使う手法もあるので、自分にあった方法を試してみてください。
注意点⑤段差で擦るほどのローダウン
ローダウンによりハイエースの車高を、車検ギリギリの高さまで下げてしまうのはNGです。なるべく低い方がスタイリッシュですが、低すぎるとちょっとした段差でもボディを擦ってしまいます。
外観はもちろん大事ですが、愛車を長持ちさせるためにも過度なローダウンには気を付けましょう。
ハイエースのメッキホイールに関する質問まとめ
ハイエースにメッキホイールを検討しているユーザーが、実際に気にしている質問に回答していきます。
メッキホイールにサビが出たらどうすればいい?
メッキホイールにサビが発生しはじめたら、早急にサビを除去しましょう。サビを放置していると、セルフメンテナンスでは対応できなくなってしまいます。定期的なメンテナンスと、早めの対処が肝心です。
硬い素材や研磨剤でメッキホイールをこすってしまうと、加工がすぐにはがれてしまいます。カー用品店ではメッキ専用のメンテナンス用品が販売されています。メッキホイールのお手入れを行う際は、必ずメッキに対応しているものを購入してください。
メッキホイールの普段の手入れは何をするの?
メッキホイールのお手入れは、車専用の洗剤とやわらかいスポンジを使って優しく汚れを落とします。ブレーキダストがついている場合は、ブレーキダストクリーナーを使って除去するのがおすすめです。
ブレーキダストや汚れを長く放置すると、ホイールの劣化が早まります。定期的なお手入れでメッキホイールを長持ちさせられるでしょう。
洗浄の頻度は月に1回程度。ただし悪路を走行するような場合は2週間に1回程度の洗浄が理想です。車の使用環境に応じて、お手入れの頻度を調整してください。
メッキがはがれたホイールを直すにはどうしたらいい?
メッキがはがれてしまった場合は、プロに修理を依頼してください。メッキ加工を施すには専門的な知識と、特殊な道具や設備が不可欠です。メッキ調塗装することで多少ごまかすことはできますが、元の輝きには及びません。
メッキの張り替えは料金が高い傾向にあります。まずはプロに相談してみて、予算があわない場合は、いっそホイールの買い替えを検討するのもいいでしょう。どちらにしろ大きな出費となるので、普段からメッキがはがれないようにメンテナンスするのがおすすめです。
現在ハイエースに履いているホイールにメッキ加工はできるの?
メッキ加工を専門に行っている業者に頼むことで、所持しているホイールにメッキ加工を施すことは可能です。
しかし、ホイールの状態や素材によってはメッキ加工ができない場合があります。新品を購入するよりも費用が高額になってしまう可能性もあるので、メッキ加工を依頼する際は慎重に相談しましょう。
愛車のホイールに思い入れが強い方や、入手が困難なホイールを所持している方は一度業者に相談してみて下さい。
まとめ
ハイエースをおしゃれに魅せる、メッキホイールの男前なカスタマイズを解説しました。メッキホイールはバリエーションも多く、自分好みのデザインに仕上げることが可能です。
男前なカスタマイズを追求すれば、もっとあなたのハイエースがもっといとおしくなるでしょう。ハイエースを本格的にカスタマイズをするときには、ぜひ本記事を参考にして自慢の愛車に仕上げてみてください。
当店の「ネットショップエムケー」では、品質自慢のメッキホイールをとりそろえております。本格的なカスタマイズをご検討の際は、ぜひともお気軽にご相談ください。