トラックのメッキホイールは自分で修理できる?費用の相場もご紹介!

トラックの メッキホイール  自分で修理 できる?

トラックのメッキホイールに傷がつくと気分が下がってしまいますよね。メッキパーツは繊細なパーツです。自分で直してよいものか迷っている方も多いでしょう。

この記事ではトラックのメッキホイールを自分で修理できるのか解説し、修理に出した場合の費用相場もご紹介します。トラックのメッキホイールを自分で修理できるのか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

トラックのメッキホイールは自分で修理できる?

トラックのメッキホイールを修理する際は状態の見極めが肝心です。

  • 軽微なサビであれば自分で修理可能!
  • 重度のサビや傷は専門業者に依頼!

それぞれ順番に解説します。

軽微なサビであれば自分で修理可能!

軽微なサビであれば自分で修理可能です。表面を磨く程度で軽微な損傷は直せます。正しい手順でおこなえば、大きな失敗をすることもないでしょう。

ただし状態によってはまったく元通りにはできません。とくに傷がついてしまっている場合は、メッキホイールの輝きを自分で完全再現するのは困難です。自分で修理する際は表面を磨く程度で直る状態なのか、確認してから作業すると良いでしょう。

重度のサビや傷は専門業者に依頼!

仕上がりにこだわるのであれば、専門業者に修理を依頼するのがおすすめです。メッキホイールは繊細なパーツなので、取り扱いを間違えると余計にひどい状態になってしまう場合もあります。

とくに重度のサビが発生したら、メッキの張り替えが必要になります。傷を放置してしまった場合も内部にサビが入り込んでいるので、専門業者でなければ対応できません。判断に悩むような傷であれば、素直に専門業者に依頼するのがおすすめです。

トラックのメッキホイールを自分で修理できる状態3選

本当に軽度な損傷であれば自分で修理できます。磨けば直るような状態までなら素人でも対応できるからです。具体的な状態は以下の3つ。

  • 表面に多少のサビがついている
  • メッキがくすんでいる
  • 軽度なかすり傷がついている

それぞれ順番に解説します。

表面に多少のサビがついている

表面に多少のサビがついている程度であれば自分で修理可能です。多少のサビなら磨けば落ちます。少し気になる程度のサビであれば、専門店に持ち込まなくても構いません。

自分でサビ取りを行う際に注意したいのが、適切なサビ落とし剤を使用することです。間違ったものを使用するとメッキ加工にダメージを与えてしまいます。メッキホイールのサビ取りを行う際は、クロームメッキ用のサビ落とし剤を使用すると良いでしょう。

メッキがくすんでいる

メッキが白くくすんでいるだけなら自分でも対応できます。磨いた後にコーティングすれば元の輝きを取り戻せるからです。メッキホイールはどうしても自然に劣化してしまうので、くすんできたら早めに磨いてあげると良いでしょう。

ポイントとなるのがクロームメッキ専用の研磨剤で磨いたあとに、コーティングによるメッキ保護を行うこと。くすんでしまうような状態ではメッキのコーティングもダメージを受けています。磨き上げた状態を長く維持したいのであれば、かならずコーティングもセットで行うのがおすすめです。

軽度なかすり傷がついている

軽度なかすり傷であれば応急処置は可能です。傷の上からコーティングすれば、多少は目立たなくなります。ですが傷そのものの修復はできないので、早めに専門業者に依頼すると良いでしょう。

自分でできる対応はメッキ用ケミカル保護皮膜剤によるメッキのコーティングとなります。メッキ本来の輝きを少しでも取り戻したいのであれば、とくにガラスコート系のメッキ用ケミカル保護皮膜剤がおすすめです。ガラスのように透明度の高い被膜を形成するため、クロームメッキの青光りを少しは再現できます。

トラックのメッキホイールの修理を専門業者に依頼した方が良い状態3選

重度のサビや傷がついてしまった場合は専門業者に修理を依頼するのがおすすめです。メッキ加工は非常に薄く取り扱いが難しいため、基本的に修理できません。磨いても修理できない場合は再メッキする必要があります。再メッキが必要となる具体的な状態は以下の3つです。

  • メッキが剥がれている
  • ホイールが歪んでいる
  • ヒビ割れが発生している

それぞれ順番に解説します。

メッキが剥がれている

メッキが剥がれている状態になったら専門店での修理が必要です。サビを放置して浸食がひどくなるとメッキが浮いたり剥がれたりします。メッキ加工が意味を成していない状態なので、さらに放置するとパーツそのものの腐食が心配です。

またサビが発生していなくても、メッキの剥がれは起こります。メッキ層と本体の熱収縮率の違いにより、それぞれの大きさが変わってしまうからです。一般的な使用環境では予防不可能なので、こまめなメンテナンスで早期発見を心がけると良いでしょう。

ホイールが歪んでいる

ホイールが歪んだ場合は早急に専門店で修理してください。歪んだまま走行すると交通事故の危険があります。自分で歪みを解消するのも困難ですので、ホイールの歪みに気づいたら早めに修理を依頼するのがおすすめです。

ホイールが歪んでいると速度を上げた際に蛇行します。ステアリングが揺れてしまうので、車体がフラフラして安定しません。空気圧が抜けたり、バーストしたりする原因にもなるので、なるべく早く修理すると良いでしょう。

ヒビ割れが発生している

目視で確認できるヒビ割れは自分で修復できません。明らかなヒビが入っている場合はメッキ加工がダメになっています。再メッキが必要なので専門店に修理してもらうのがおすすめです。

メッキ加工には元々目に見えない大きさのヒビが存在します。急激な温度変化や外部からの衝撃などにより、見えるくらいにヒビが大きくなってしまうと修理が必要です。とくに寒暖差の激しい環境で使用しているのであれば、定期的にヒビ割れのチェックも行うと良いでしょう。

トラックのメッキホイールの修理を専門業者に依頼する場合の費用相場

ホイールの修理費用は業者によって異なります。お得に修理をおこないたいのであれば、相見積もりを取ると良いでしょう。また修理の種類によっても費用相場は変わります。おもなホイールの修理は以下の3種類です。

  • ホイールの修理だけの場合
  • ホイールにメッキ加工する場合
  • ホイールを交換する場合

それぞれ順番に解説します。

ホイールの修理だけの場合

ホイールの修理だけであれば比較的低価格です。修理内容にもよりますが、5000円前後が相場感となります。具体的な修理内容は以下の通りです。

  • リム面の磨き(塗装除く)
  • インナー(裏)リム修理(曲り、削れ)
  • アウター(表)リム修理(曲り、削れ)
  • インナー・アウター両リム修理
  • ホイールクリーニング
  • ハブ径変更
  • マグネシウムホイール修正(曲り、削れ)
  • タイヤ脱着・バランス

メッキホイールの場合は上記に加え、メッキ加工や再塗装が必須となります。メッキホイールの修理を行う場合は、追加で費用がかかるので注意してください。

ホイールにメッキ加工する場合

ホイールの塗装や加工は修理よりも高額になる傾向があります。メッキホイールであれば1本数万円程度が相場です。またパーツによって料金が変わる場合もあります。料金相場はおもに以下の要素に影響を受けます。

  • 素地
  • サイズ
  • 形状

想像以上の料金になる可能性もあるので、事前に見積もりをとるのがおすすめです。料金次第ではホイールそのものの交換を検討しても良いでしょう。

ホイールを交換する場合

ホイールの交換工賃は数千円です。購入するホイールの値段を工賃に加えたものが、最終的な費用となります。

ホイールを交換する際のポイントはどの店舗でどんなホイールを購入するかです。コスパの良い商品を見つけられれば、専門店で修理するよりもお得にメッキホイールの輝きを手に入れられます。

 

まとめ:トラックのメッキホイールは状態を見極めて修理する

ごく軽微な損傷であれば自分で修理可能です。ただし状態が見極められない場合や、明らかに損傷がひどい場合は専門店での修理が必要になります。メッキホイールの修理は高額になりがちなので、ホイールの交換も視野に入れて検討すると良いでしょう。

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